スイミーのアンチになりました 

 本日2つ目の記事。元々書くつもりなんてなかったけど、ちょうどネタが転がってたので。即興的な記事なので短いと思う。さらっと読み流せるよん。

 

 

 俺の住んでいる集合住宅?は少し変わっていて、各部屋に水回りがないし居室は狭い。要は個室以外全て共用なのだ。俺は部屋に机がないから、食堂のような共有部でいつもモソモソと飯を食べている。今日もふりかけ飯の盛られた器を托鉢僧の如く持っていくと、そこではパーティーが開かれていた。メンバーは…全員。身内全員。その中には仲良くさせてもらっている人が何人かいて、嫌っているっぽい人も何人かいた。そして案の定誘われなった。事前に誘われることもその場で誘われることもない。まあ、いつものハブだ。

 

 いや、それいつものだから特筆する必要なくね? 今回ネックだったのは仲良くしてもらってる人が何人もいたこと。それなりにいたつもりなのに、挨拶をはじめとする一言もかけられなかったのはショックだった。ストレスとそれを誤魔化すための怒りとかは置いておいて、分析しよか。

 

 と言ってもある程度想像はついていて、集団効果だろう。「みんながコイツのこと無視してるから俺も無視するか…」って無意識下で思っているからこうなる。同調圧力ともいうか。だからあそこにいた友達(期待を込めてこう呼ぶ)に特別な悪意はない、と思ってる。悪意って書くと恣意的だな。まあ、ハブろうという意思がないって意味で。

 こういうこと自体は中学校の頃あったな。個人では親しく話してくれた人もイジメの場であれば知らん顔するし。仲間でない程度の人間関係ならよくあること。そう、別に今回の件だって特別じゃない。

 

 一応もう一つ可能性があって、彼らが嫌々俺と人間関係を作ってくれていたという可能性がある。言い換えれば介護係だ。想像するだけで胃が痛くなる。そこまで俺が問題しかない人間だったか?と訊きたくなる。あとそれを教えてもらわないと改善できないのもある。

 メンタル保護のために否定したい俺だけど、仲間ではないという意味合いであれば別に介護係であろうと友達であろうと変わらないかもね。じゃあこっちか? 嫌だな~、仲良くしてくれた人達に「でもこの人達との距離感は…」って後ろめたい気持ち背負いながら関わんの

 

 

 スイミーという絵本がある。タイトルは主人公の魚の名前。スイミーをはじめとする小さい魚が集まって捕食者の魚を追っ払う話。絆の力を説くいかにも教育的な名作絵本だ。だが、俺は今日を以てこの絵本のアンチにならざるを得ない。絶対あんなにスイミーには仲間いないもん。絶対同調圧力で参加してる奴いるし実はデカイ魚と仲の良かった魚もいるかもしれない。流石に逆張りが過ぎる見方だが、集団を美化してる典型的な例だろう。この絵本描いてる人めっちゃ友達多そう。社会適合してそう。 うん、やっぱアンチなれるわこれ。

 

 

 個人の力を集約させることができるのは社会の強さともいえるのかもしれない。ただ、社会から省かれた人間として見れば、そういう社会内部に働く同調圧力が憎くて仕方ない。なんか偏見が過ぎて瞼自体が上に吊り上がってそうな論調してるな。落ち着くか。

 このままだとまた社会に対するうっすらとした敵意を持つことになりかねないので、早く社会成功体験して「コミュニティ最高!」って言えるようになりてえ。社会に敵意持ったところでいいこと一つもねえからな。というか俺は人間自体はかなり好きだからマジで社会嫌いと相性が悪すぎる。

 

 

 スイミーに対する敵意は少しお門違いな気もするが、俺は今日も今日とて同調圧力の被害を受けた。多分社会の内側の人が思っているよりもずっと、人の集まりが持つ力ってすごいよ。以上。流石に即興記事だからこれで終わり。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 雑なおまけ。まーじで後悔してる。演技が下手くそだったこととこのブログがバレたこと(まあ監視されてた辺りバレる以前の問題だったかもだけど)。もうこれ以上人間関係が終わることもないだろうし、公開するにしろしないにしろもう関係なさそうだが。ただ、次に作る人間関係ではもっと隠してもっと演技しなけりゃなって。面倒くさいけど意識しないとまたやらかしちゃうだろうしなあ。しゃーない、これもまた定め! というか十数人いる中で仲間作れんかったって相性悪すぎだろ俺!ポケモンで言えば虫タイプばりに弱いわ!

 でも、どうせ終わった人間関係なんだから、最後に自分のどこが悪かったか聞き込みたいな。フィードバックだフィードバック。