IQからみた骸児

 定期的にIQ関連のネットサーフィンをしてしまう。心当たりがあるからだ。

 IQテストをしたらきっと、ASDの証拠が発生してしまう。だからという訳ではないが、まだ正式なテストを受けたことがない。まあ、IQだけ見ると発達じゃないよって診断結果が出ても「じゃあ俺ってただのガチクズだったん?」って困惑してしまうが。

 

 IQと聞いてクイズ番組を思い浮かべる人のために一応軽く解説。論文とか読んでないんで間違ってたらごめん。

 元々IQは知的障碍者を探すための概念として考えられた。簡単なパズルやクイズを解くことでいくつかに分類された脳のスペックを測るのがIQテスト。このIQテストで著しく低い数値が出れば知的障害で、項目ごとの差が大きい人間が発達障害とみなされる。まあ、頭のいい人はどの項目もスコアが高かったりする。これについては経験則みたいなもんなので、言い切れるほどではない。

 

 んで、調べてもらったらわかると思うんだけど、IQには大きく2種類あって

言語性IQ:言葉を介する能力(数学で言うと微分、パズルで言うとクロスワード

動作性IQ:言葉を介さない能力(数学で言うと図形、パズルで言うとルービックキューブ

 この2つの差が大きいと発達になりまーす。厳密には、IQの低さが及ぼすであろう影響によって社会生活に支障をきたしている場合に初めてそう言えるんだけど。

 

 俺がむかーしにアスペだって診断された時は、当時2歳だったもんだから絶対こういうIQテストは受けていないはず。だからいつか受けてみたいんだけど…怖いね。だってIQが低い兆候にガッツリ当てはまってるんだから。

 

 どっちのIQが低いかっていうと、動作性の方。理由はいたって簡単。とにかく自分は不器用なんです。運動で言うと球技が一番苦手で、顔でレシーブしたり卓球のサーブ時に自分の顔にラケットぶつけるくらいには下手。 ついでに言うとアクションゲームも下手。反射的なことが全て苦手って言うとわかりやすいか。

 

 言語性の方は、まあこのブログみたらわかるんじゃないかな。低すぎたらこんなの書かないとは思うけど。でも結構滅茶苦茶な文章書くから高いとも言えないかも。ってゆーかどっちも低いならASDになんてなってないから、こっちの方が相対性に高いってのが結論。

 

 

 以上、IQテストしたら多分動作性が低く出るし、そういう自覚がある。でも、社会性の低さと動作性IQの相関はよくわかんないよね。俺が一番悩んでるのは不器用さというより反社会性なんだけど。そこらへんは天下のIQテストでもお手上げって感じ?

 

 

 最後に。これだけは言っておきたいんだけど、IQの数字に縋るつもりはない。昔知り合いにIQの高さをいつも自慢している人がいたんだけど、それで人間関係がうまくいっている様子もないし、人間関係を放棄できる程のアドバンテージにもなっていなかったので。IQの高さはパズルの得意さだけ。まあ初見のパズルを人より早く解けたところで人生そう簡単に楽にはならないわな。 ちなみに動作性と言語性の乖離が大きくなると辛くなる。イメージは車のタイヤの大きさがちぐはぐって感じ。頭(CPU)と体(PC)と意思(OS)がかみ合わないのよね。嫌でしょ、win11が入ったブラウン管のPC。

 

 俺のIQはきっと低い。でもASD証拠の後付けにしかなんねーし、これで今辛いのは治んねーんだよな。だからまだテスト受けてない。