面白師の営業ミス?

 最近スイッチのピクロスにはまっている。対戦ゲームと違ってイライラが少ないし、疲れた脳でもできるから。脳が疲れつくして眠くなるまでやってる。なんとも贅沢な話しだ。

 ピクロス天鳳ガンダム、小説...一人用の娯楽を延々とやっている生活が続いているが、なんとも安定している。やはり他人と関わらない方がうまくいくなんて、悔しいけれどASDの性質通りだ。「自分以外の人間を全て消せば全ての悩みはなくなる」という根本的な話かもしれないけど。

 …それにしても個人競技大好きだなあホント。っつっても、趣味で集団的なものって何があったっけ。飲み、球技、バンド、極めつけに「人といること」。そういえばいかにも社会性マックスな知り合いはいつも何するにも友達と一緒にやってるなあ。普段は意識しないけど、自分の対角線上の人間ってお見事にいるもんだな。そして、対角線の向こうで、指向性を持った社会が形成されて…。

 

 

 本題。面白さで人間関係やっていこうとしてる人間の苦悩。なんかかっこつけてんな。まあいいか。きっかけを以下に。

 付き合いが6年目になる後輩がいる。これまではそれなりの頻度で会話をしていたのだが、だんだんと話すことも少なくなっていった。会う頻度は変わらないのに。向こうから話すこともこちらから話しかけることも少なくなってきた。

 こんな話ただの疎遠じゃん、って自分で書いていて思ってしまったが、その理由が大事なのだ。

 センスが合わないのだ。彼は身内で”まあ~そこそこ”レベルで面白いとされていて、彼のツイッターも面白いとされているのだが、俺の主観から見ると微妙なところ。ていうか確認するためにツイッター見たらブロックされてた。見れねえじゃん。わざわざフォローしてないアカウント群から俺を探してブロックしたと思うとご苦労さんって感じ。心理は何パターンか予測できるが、どれも悪意が絡んでいることは間違いない。これ以上ココを進めていても仕方がないので本題に戻る。

 

 どういう風にセンスが合わないのか。俺も彼もどちらかと言えば面白いと言われる側の人間だと思うのだが、そういう者同士でも合わなかったりする。共通項をいきなり抜き出すのが難しいので、具体例から抽出してみる。

・お笑い好きの度合い(彼はお笑いマニア)

・世間話が好きかどうか(彼は結構世間話とか雑なテレビ番組が好き)

・面白さに対する優先度

 ⇒・「面白ければいい」というスタンスに彼は否定的、俺は肯定的

  ・彼は、人を面白さの物差しで測る・測られることを嫌っている

   ⇒多分、「面白さ」っていう極度の主観で他人を測るのは傲慢だ~って文脈

 ざっとこれくらいか。後は彼の方が世の中に対して諦念的で自分の中で答えを持っている。処理的に生きていると言えばわかりやすいか?

 箇条書きした項目から考察。

 お笑いが特別好きだというのは多分一般化された最大公約数的な面白さが好きなんだろうな。いつどこで言っても正解といった面白さを選択している気がする。いい言い方をすれば誰も傷つけない笑い。そう考えれば、雑な話題や世間話が好きというのもうなずける。次の項目の「おもしろければいい」スタンスについても、誰も傷つけない優等生な笑いを目指しているのだから、結果第一主義とは食い合わない。さらにその次の項目も、最大公約数を目指しているのなら主観第一も気に食わないだろう。

 以上、纏めると彼は最大公約数狙いで、面白さより場の生きやすさを優先している。

 

 対して俺はどうだろうか。自分の面白いと思う結果のためには手段を択ばないタイプの人間だ。そして全てを主観上の面白さで判断しているし、人間に対する物差しも主観面白さ一択。

 世間話をしていてもどこか落としどころを探そうとしている俺と、彼は元々全然タイプが合わなかったのだろう。この価値観の相違が根幹にあるに違いない。

 

 おそらく世間的に見たら彼の方が正しい。だって社会形成するんだから最大公約数を取り続けることが正着だし、社会のNPCもそれを望んでいる。逆に面白さ求めて何でもする人間って客観的に見たらかなりヤバイし。そんなキレキレのウケを狙われてもだし、行動基準が社会順守ではなく面白さの一点だと不安定すぎる。まあ少なくとも普通の健常者とはソリ合わないだろうな。

 

 結論。俺の面白師としての活動内容や方向性がそもそも健常者たる彼の気に食わなかったということだ。面白師になることで人間関係を形成していこうと思っていた俺だから、こんなアイロニーが成立してしまうと手痛い。

 自分が面白いと思えるような生き方で、社会に適合できる方法はまだ模索しなければならない。

 

 

 

 

 

こっからはまとまりがない雑念なので、読まなくていいっす。

それにしてもホント嫌われたもんだ。元々、話をしていてイマイチ合わないと思ってたけどまさかガン嫌われていたとは。一応俺が先輩だから可もなく不可もない話題を提供したつもりなんだろうけど、やっぱりつまんなかったな。確かに最大公約数を狙いにいくのは対健常者において定石なんだろうけど、二人会話の時にそんな話されても困るんだよなあ。まあ俺も彼にマッチするような面白話を用意できていなかったしお互い様か。まあ、これは彼が好きなノリと俺が好きなノリが全く異なるというのがある。彼の場合は「インターネットオタクのノリ」と言えばわかりやすいか。サブカルオタクのノリと冷笑系を半々。正直アニメアイコンのツイッタラーにいすぎて飽和してるタイプ。筋トレで万事解決!チー牛さんさあ…!笑!みたいな感じ。正直そこまで合わない。それと、割とナチュラルに見下されてるんだよなあ…。確かに落伍者ではあるけどさあ。

 敗因は彼のノリを俺がつまらないと思ったこと。俺のノリを彼がつまらないと思ったこと。以上。正直悔しい。俺は独自のノリで話すことによって、自分とみんなが面白いと思えるように狙っている(だからこそ「広辞苑と会話しているみたい」なんて揶揄されるのだが)。それが拒絶されたのは自分の力量が足りなかったともいえる。まあ、そもそも自分の土俵でしか戦おうとしない、言い換えれば場の支配者になりたがるようなタイプの人間と俺は合わない。なぜなら俺と彼らは異なるノリで生きていて、俺が自分ぶっ殺してそっち側のノリに合わせないといけないからだ。そして、そこまでして俺は自分に何かしらの面白さが得られるとは思っていない。具体例をあげるとアレ、DQNのノリに無理してついていっても自分あんま楽しくないやんってやつ。

 

 現状、こういう話のできる人間が少ないからどうにかしなきゃな。自分のノリを認めてくれる人、そして話ができる人。発掘頻度上げないと社会でてからまずい。7年かけて5人もいないんじゃね?

 

 それにしても、ブロックされてんのがチラチラ負の琴線に触れる。自意識過剰だし別にそんな面白くもねえから見てねえし。