久しぶりっス。小説を新人賞に投稿して以降、ずっとマキブオンというガンダムのオンライン対戦ゲームに没頭していました。ゲームってすごいよね。人間がハマるようにできてるんだもん。
研究の方は、先生と相談して…って感じ。進捗はまあまあってところ? そろそろゼミ発表だからヤバいかも。
今日の本題。発達障害や頭の良し悪しと人付き合いの関係。結論から先に書くと、人間関係は個人の能力ではなく性格次第。アレコレできないことがあっても、性格いい人は人付き合いも円滑。性格悪い奴はそれなりってことすね。
仲の悪い発達障碍者(以前の記事に出てきたかな?)を見ていて感じたのが始まり。ソイツは重度のADHDらしく、本も読めないし片付けもできない。漫画一冊も読み切ったことがない人間がなんでこの大学にいるんだ…と思ってしまうが、まあ受験は運ゲーなので。同時にアスペも持っているらしい。まあ空気を読めていないことはあるかなって程度。多分軽い。
彼には親友がいない。辛うじて現在在籍しているコミュニティに友達はいるかなって程度だが、その中にも飲みに行くような間柄の人は誰一人としていない。何がこの現象を起こしているのか。
まず、彼にはだらしがないという共同生活を送る上での大きな問題を抱えている。使用した食器やゴミを共用部に放置する、自室の前に臭い物を放置する等。こういう行動は周囲の人間のフラストレーションをじわりじわりと高めている。そこが信頼関係に傷を付けるのは言うまでもない。
彼の習慣だけが要因ではない。だらしがないだけの人なら実は寮にそこそこいる。しかし、そんな人達でも仲の良い人間はきちんといる。彼の場合は悪習に加えてさらなる問題があった。それが、件の性格の問題である。
彼は自尊心が強い。強すぎる。自信過剰と言えるレベルだ。確かに彼はピアノが上手だったりスポーツが得意だったりするが、それだけで他多くのマイナスを気にしない程の自信をつけられたのは親の教育の賜物かはたまた災厄か。
それに加えて自己中心的。自分がしたサービスにはチクチク金を計算して請求するが、他人から貰った金品やサービスについては全部奢り扱い。こういった我田引水じみた行動言動を強大すぎる自尊心がカバーしているというのがまた質の悪いところ。
彼の自己中心さ、だらしなさ、そして自信過剰。全てがかみ合って周りが「コイツやばいな」と一歩引いているというのが現状である。これがただだらしないだけなら、それを周りに咎められて己を見直すだろう。ADHDで物を片付けられないとしても、アスペで空気が読めないとしても、その欠点をどうにかしようと思っているのであればまだ周囲の対応は変わるだろう。
発達障害だか何かは知らないが、できることできないことは人付き合いに直結しないと僕は思う。肝心なのはやはり性格だ。よく巷では発達辛いよおみたいな話を聞くが(もうブーム終わったかもしれないけど)、ああいう問題の根幹は人の内面である。だから、カードの一枚である発達障害が手札にある中でどうやって社会生活を送るかというスキルが本当に問われている。
僕も目の前の問題を出自や環境、アスペに押し付けて放り投げる真似をしないようにしたい。