インターン受からなくて銀髪にした

 こんばんは。もう8月5日。授業のTAも終わり、研究室のゼミもしばらく休みになった。俺の研究は何も進展がないので、実質もう夏休みだ。

 だが、この夏休みは望まざる夏休みだ。修士1年生の本来の夏休みと言えば、研究がボチボチ落ち着いて長期インターンに行くものだからだ。それに比べて俺はどうだ。研究は先輩のデータと教科書を見比べるだけで何も進まない。インターンは一つも受からない。いや、ワンデイインターンは通ったし何度か行った(オンラインで)。だが、長期のインターンはからきしだ。ESで落とされ続けている。こうして、宿題を用意されない代わりにジリジリとした焦りがついてくる夏休みが始まった。

 そして、焦りを誤魔化すために、人生初の染髪をした。銀色だ。髪染めるのって難しいね。

 

 正直、前回の記事に「何事も本気でやった方が楽しい」なんてポジティブお化けみたいなことを書いたのが恥ずかしくなるくらいの出来の悪さだ。まだ就活というゲームに没入できていない。あの就活小説「何者」と同じだ(俺は好きだよこの小説)。

 頭の中で論理と感情がゴチャついているから整理する。

 夏休みに長期インターンに行った方がいい理由は、内定のインターン枠が用意されているから。これが第一だ。ハッキリとした実りはこれしかない。他の要素に現場の雰囲気を知るというものがある。現地インターンなら社員同士の間柄も分かって、採用申し込みをするかどうかの条件になりうるらしい。ネットで口コミサイトや業種の仕事内容を調べられるのならコスパどうなん?…って俺は思っている。最後に、ESや面接の練習だ。これはかなりデカイ。ぶっつけ本番でいいES(模範的なES)も面接もできる訳ないから。だからESを書いた量、その後の面接に進んだ回数が濃密な練習になる、と言われている。インターンに受かるってことは本選考に受かるってのと大体一緒だろうしね(適当)。それで、インターン受からない俺は就活弱者なんじゃ…って弱ってるってワケ。あほくさ。

 

 正味インターンに受からないのは多分俺がESをあまり出していないからだろう。技術系ワンデイ×1(待)、データサイエンス系長期×2(落)、よくわからん総合職ワンデイ(よくわかんないことした)、総合職ワンデイ(続編のインターン選考は落ちた)。こんなところだ。希望職種であるエンジニア系のインターンを覗いてみると「実務経験必須です」ばかりで心が折れた。なりたい仕事のインターンはロクに受からない。かと言って興味ない仕事のインターンは乗り気じゃない…甘えだ。

 

 

 追記。理系の花形である技術職になったところで総合職より待遇悪いって悲しいなって思った。とはいえ、俺に総合職が務まるかと言われれば...