会話と介護

 何かしらエゴサ結果で出てきそうなサブタイトルだが、まあいいか。介護の気晴らしにコミュ障の嘆きを見てくれい。

 

 まずは雑談から。この前、ポケモン4コマが好きって話してたじゃん。あれね、多分登場人物がことごとく笑顔だったのも一要素だったんじゃないかなって。俺しばらく笑顔見てないんだよね。屈託のない笑顔で、それをみてこっちも笑顔になる。そんな瞬間が欲しくて俺は面白くなろうとしてた。だけど今ではネット越しで誰かが作ったギャグや自分の作ったギャグに対して発作のように笑うだけで、目の前にいる相手は誰も笑ってはいない。そういう冷たい環境に疲れてたんだろうな。甘えではあるんだけど、自分を好きな人間が周りに誰もいないってのは辛いのな。生きることはできるけど生きることしかできない。

 

 もいっこ雑談。俺は海外文学しか読んでこなかった。日本文学の奥ゆかしさが苦手だったからだ。中学生の頃にノルウェイの森を読んで「何言ってんのこれ」ってなってからすっかり。教科書に載ってた「こころ」や「レモン」を読んだらもうコンプレックスが爆発。なんで日本人はこうやたらめったらにハイコンテキストな文章しか作んないんだ。それに比べて海外作品は大体の心情は地の文に書いてくれるから楽だ。星の王子様とかの例外もあるけど。 そんなこんなで今まで海外文学だけ読んできた俺も、いい歳して「根拠のない叩き」をするのが嫌になったから、いい加減日本文学に手を出してみる。これでハイコンテキスト日本語を学習できれば御の字ってのもある。

 

 

 

 

 

 本題。俺のいない場所で、俺の隣にいたり会話するのが「介護」と言われててメチャ凹んだって話。そういわれるレベルまで他人に気を使わせてたのかって。そんなのもう会話じゃないじゃん。そりゃ年上だから気を使われるってのは分かるんだけど、気を使ってしかないってのはキツイね。

 嫌いで嫌いでしょうがないけど外面だけはフレンドリーに振る舞わなきゃいけないのが辛いってことだろう。俺が客観的に超悪いのであれば問題ないんだけど、もしそこまで悪くないなら自分の心痛まないのかなって。他人の悪い箇所をワザワザかき集めて敵の像を作り上げて、被害者意識持って正当化。そんな恣意的な自分に気付いたら絶対嫌でしょ。わからん。案外脳がそこらへんスムーズにしてるかも。合わない人間をとことん嫌いにして悪に仕立て上げるのって案外みんなやってるかも。俺は自分を正しくて善良だなんて思ってないから、合わない人間・嫌いな人間に対してそこまで開き直れない。まあ、今回の件で感じた後ろめたい感情についてはこれだけ。

 

 

 話ちょっと逸れたけど、どこからが介護なのかって話。俺は完全にお互いが気を使わない会話なんてのはないと思ってる。できるだけそれを目指すようにはしてるけど、大抵は相手に合わせる部分がある。だから、本質的に会話なんてのは介護の要素ありきだ。でも大抵の人間は介護だとは思っていないはず。どこからそうなるんだ。

 

 

 俺の件で言うと、嫌いな人間に対して話すという行為自体が介護と呼ばれていた。嫌い。言い換えれば共感を拒む意思表示。共感したくないのに共感した風に見せなければならない。案外すんなり言語化できたな。望まない共感は介護になる。俺の場合は相手の脳内で「共感したくないな~、でも共感しなくちゃ」って回路が完成してたから、その時点で介護になる。 もし俺がマジで誰も共感できないようなオタク話をしだしたら、それこそ超介護ってことになる。

 

 

 

 いい感じの答え出たのでまとめ。

 共感と意外が混ざり合うと面白さになる。だから人と話す時は相手が共感できるような喋りをするものだ。みんな無意識でやってるとは思う。でも、もし自分の口に夢中になって相手が共感できないようなことがあれば、その瞬間会話は介護になる。

 共感は人間関係の肝だ。まだ上手く言語化できてないけど、もしかしたら共感の意識の仕方だけで対人感情を表現できるかもしれない。 今回わかったのは、嫌いというのは共感を拒む感情だということ。 俺は嫌われてるから何言っても介護になったってこと。こうなったらもう仕方がないけど、みんなはもうちょいうまくやろうね。以上。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雑おまけ。共感について考えてたら頭おかしくなってきた。もし人間関係が共感に依存しきってるのであれば、俺はこれから面する人間達に悉く共感し、されるように口や表情を動かさなきゃいけないのかと。まあ自分にも選択権があるからそこまで気張らなくていいんだろうけど、いざ自分が好きになった相手に対してそれくらいの努力が求められるってのは大変だなと。このブログに表れてるような人格と好相性な人間ってそんないないだろうしね。結局ココに書いてあるようなことの1ピースでも喋りかけた相手からは殆どフェードアウトされたし。男のメンヘラは犬も食わない!なんならメンヘラ女も食わない! 怖いのが、俺の主観だと自分をメンヘラだと思ってないところなんだよな。真面目に生きてるだけだって思ってたりする。そりゃ社不の運命背負った奴が社会適合しようとしたら絶対歪な心になるわな。僕の心を救ってよ~(平井堅並感)。