コロコロおもれえ

 雑談をしようにも、日常が錆びすぎてる! 非日常といえば、最近ゲーム中の操作音を小さくするためにコントローラのボタンとレバーを静音性のあるものにした。これでデシベル数は抑えられると思う。真面目にゲームするならまずは環境からって話ね。無論、音がうるさくなくなってきても「存在がうるさい~」なんて言われだしたら終わりだけど。頑張ってる人間を馬鹿にしちゃいけないって一般論はあるけど、嫌うのはまた違う話だからね。頑張ってる姿と結果自体は別物って話。

 

 

 

 さて本題。俺は今日スライド作成作業をしなければならなかったのだが、ダラダラと漫画を読んでいた。ポケモン4コマ漫画。大体の人が読んだことあるんじゃないかな。子供向けとして描かれることが多い作品。それを大の大人が読んでゲラゲラ笑ってたの。おかしいよね。でも俺は結構好きで、なんでなんだろうなーって考えてた。これが今日のテーマ。

 

 まず言われるであろうことが「お前が精神的に成長してないからだよ」ってセリフ。俺のファンやアンチさん達が見たら間違いなく反射的にそう思うだろうな。こんなこと言われたら悔しい。けれども否定できない。現にこんなブログをやってる訳だから「そう思うこともあるよね~/さすがにもうそんなこと考えるのから卒業したよ~」って言ってる大人さん達からしてみればまだまだクソガキ。そういう点で正しさはある。

 

 ただ、ギャグマンガを面白いと思うのと俺がクソガキであることの因果関係は否定したい。なんで精神的に未熟な人間にだけこのギャグが受けるの?っていう疑問から。どういうギミックなん? 人間関係を重ねて辛い思いして仕事で辛い思いして、そうなるとなんでギャグマンガで笑えなくなる? それとも全て既知?まあそれならわからんこともない。でも、それなら精神的成長ではなくギャグマンガの経験値だ。みんながもっとたくさんのギャグマンガを読破してるというのであれば納得だが。それならみんな「なんか面白い話して」が得意な気もするけど。

 

 って話でそこらへんの反論はパス。見る方もこういうのがあった方が叩き甲斐があるでしょ。まあ大抵こういう挑発的な言動を受けた相手は「叩く価値もない」とか「興味がない」って自分の頭で何一つ考えてない常套句を吐くんだけど(というかそもそも興味なかったら見てないだろ)。下らん人形遊びはやめて次行こ。

 

 

 本題戻る。俺はガキ向けのギャグってある種原始的な面白さがあると思ってるんだよね。ストレートなギャグ。そういう意味では流線形の如く完成されてるともいえる。笑いのためのギミックを4コマという少なすぎる尺に搭載するってのはやっぱりすごい。実際に笑い話をしたり目の前の相手を笑顔にさせるのに数時間もかかってたらどうだろうか。まず飽きられるしピークまで相手は待ってくれない。そういう意味ではタイムトライアルに近い。そういう意味で4コマに使用されるギミックは実生活でも有効だろう。余分なものをそぎ取った機能美のような面白さ。好きだな。

 

 次が、普遍性。相手の読解力や性格に依存する面白さというのはピーキーな性能だ。俗にいう「はまればおもろい」ってやつね。俺も数年前はこういうのだけで生きていくつもりだったけど、いかんせん人を選び過ぎていた。結局俺はごく少数の味方と一定数の敵と大多数の無関心に囲まれることに。だから、相手に依存しない絶対的な笑いというのは尊敬できる。特に最も読解力の低い子供をまで笑顔にさせられるような作品は。別に俺は「全員に受けるものなど大衆的でくだらない」って思うレベルまで面白さに対してひねくれてる訳ではないからね。というかそもそもそんなこと言われてるような作品は絶対的に面白くはないだろ。そういうのは絶対性が中途半端に足りなくて一定数の男にしか受けない下ネタみたいなレベルにとどまってるだけな気がする。

 

 

 まとめると、ガキ向けのギャグマンガってのはもちろん質にもよるが効率的かつ普遍的だから、俺は好きだし尊敬してる。世間で言われてる「誰も傷つかない笑い」ってのとは少し違うと思いたい。どっちかというと読解力の普遍性の方を意識してる。というか究極的に絶対に誰も傷つかないギャグなんて存在しないんだから、そこらへん意識しだすとドツボにはまりそうだけどなあ。 世界が読解力MAXだったらカラマーゾフの兄弟はもっと人気になってるし、サブカル系の漫画ももっと人気になるんじゃね? やっぱり相手の能力に依存しないギャグってすごいと思うよ。 

 

 

 今日はこれにて終わり。みんなもよければポケモン4コマ読んでみてくれや。感想戦したい。以上。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

雑おまけ。 シンプルギャグが好きなのってある意味サブカル漫画とか陽キャ御用達漫画に対する逆張りだよね。内輪で盛り上がるのはいいんだけど「ワンピはまさに人生」とか「この作品が正義でコレ見てない奴は~」とか「○○は劣化コピー」とかいう豪語に相槌打ってる内に疑問に思ったんだろうな俺。そんなこと言ってる俺もちゃんとその手のゴミオタクの道を通ってきたんだけど。当時は色んな人に迷惑をかけたの申し訳ないな。 そして普遍性とか効率とか考えだした結果、今はガキ向け作品大好きマンという触れちゃいけないマンになってるって…もう救えねえ!